山道最速王決定戦2018 その3 ゴールまで
このあとがひどかった。
7km~ゴール
7kmまで来ました。相変わらず上り坂ばっかりです。
下り坂がついに現れたと思って、久しぶりに快調に走れました。砂漠でいうオアシスです。が、あとでガーミンを見ると下ってなくてただの平坦な道でした。いや確かに下ってた気がするけどな。感覚が完全に狂ってます。
また下り坂です。と思ったら、これも偽下り坂だったようです。写真は下っているように見えるのに目の錯覚ですかね。いや、こっちも少し下ってたよな。ま、どっちにせよ7kmすぎにこんな平坦な道が2か所出てきて少し癒されます。
10%が出てきました。もう足が全く出ません。
8kmまで来ました。多分関門には余裕ですが、止まったら再スタートできる気がしなくてそのまま進みます。
ここら辺はきつかった。登坂車線があるくらいなので完全にみんなゾンビ状態です。
大分空が開けてきました。上り切ったかと思ったけどこの先まだまだ坂がありました。
このあたりから帰りのバスにすれ違います。このバスではないですが、コーンを2つくらい突き飛ばしていって危なかった。
9.3kmの給水所に到着。ここが関門ですが20分前に通過。何とかゴールできそうです。
また10%が出ました。最後の急坂と信じたい。
湯河原町に到着。ここがだいたい坂の頂点かと。ここから下り坂も出てきます。
下り坂開始。下りは気持ちよく走ります。
伊豆方面の海が見えました。右端にちょっと見える島は初島?
下りをがんがん進みます。
下りを進んでいくと遠くに見える上り坂・・・。もー気が滅入るわ。天気が怪しい。ガスってきました。確かこの坂の上に最後の給水所があったと思うが記憶にない。
そのあと土砂降りに。前見えねー。写真も撮れず。
しばらくすると遠くて声がしてきたので、ゴールは近いはず。だが何も見えない。
坂を下ると側道に入っていく。ゴールは近いと思うけど誰もいないのでわからん。
急に「ここがゴールです」と言っている人がいて、ゴールなのだと気付く。
ゴール?したみたいです。それにしてもひどい雨。
水をもらいます。豪雨のなか待っててくれて、ありがとうございます。この後フィニッシャーズタオルももらう。
係りの人に「下はどうでした?」と聞かれて「晴れて暑かったですよ」と答えると驚いていて「こっちは朝からこんな感じですよ」とのこと。こっちも風が強いとは聞いてたけどこんな豪雨とは聞いてなかったよ・・・。
食堂に駆け込む。中はこんな感じ。ラーメンおいしそうだけど早く脱出したい。
列は下りバス待ちの人たちです。10分も待たずに乗れました。
バス出発。暴風雨です。
下に戻ってくると晴れてるじゃん。小学校に戻って記録証と荷物を受け取る。
みなさまお疲れさまでした。
帰宅
箱根板橋13:41発の電車で帰宅。小田原から小田急線で東京に戻る。座れてよかった。
まとめ
非常に苦しかったけど完走まで行けてよかった。急すぎて走れる坂ではなかったし、歩いても苦しかった。箱根5区は普通に走れるところがたくさんあるけど、この最初の10kmにはまるでなかった。行っても行っても上り坂だし。それにしてもここを走って上っていく人はどうなってるのかと。ゴール地点は豪雨で何も見えなかったのは残念。晴れたら富士山見えたのかな。あとゴールでゲストランナーとハイタッチ!と思ったが撤収済み・・・(そりゃそうだ)。こんなひどい目にあったのに来年も出たいと思います。ドMですからね。
ドM度(10段階評価)
・コース ■■■■■■■■■■
ドM度MAXです。このコースはやばかった。この坂を走って上っていく人もやばい。いろんなところを走ってきたけどそもそもこんな勾配の坂自体がないことと、それが10km続くとかおかしい。奈良や能登和倉も酷かったけど1kmで30~35m上るくらいの坂でしかなく、ここは最初の10kmは1kmあたり80~100m上ってるから異常すぎる。普通の人が走れる坂ではなくウォーキングの参加でもきついと思います。
・自分のレース ■■■■■■■□□□
最初の2.5kmを走って上ったところが限界。ずっと走ったら絶対リタイアになると思って体力温存で行った。ちょっと控えてしまったのでドM度はやや低め(ここは行かねば)。ただウォーキングでも心拍数がずっと150だったのでぎりぎりだったかも。止まったら心が折れそうでとにかく完走を目指していった。走って上りたいが、まず最初の5kmを止まらずに上れるようにすることが次の目標かと。それにしても想定を超えてました。